我那覇篤子(がなは・あつこ)さん

 つい最近、卒業旅行先の北海道から帰ってきた 手には何冊ものアルバムがある。友達と 遊んでいる楽しそうな写真から雪の結晶の写真まで、 いろいろだ。

 取材で話している間も、夕日やかわいい子どもたちを 見つけると、コンパクトカメラを向けて撮る。 日頃から持ち歩いているほどの写真好きなのだ。

 「写真好きになったのはお父さんの影響です」。 父親の撮った写真を見ていたので、自然と写真を好きになった。 今では撮ることが好きで、気に入った風景があると必ず撮る。

 学生の時は写真屋でバイトをした。写真の撮り方以外に、 着付けやメイクを学ぶことができ、いい勉強になった。 「おもちゃで子どもの目線をカメラに向けることもしたよ。 『こっち向いてね』って言いながら」と笑いながら話す。 しかし、実はこのバイトをする前は子どもを好きではなかっ た。写真を通して“克服”できたのだ。

 一眼レフを手に入れたい。「そのカメラで たくさんの風景を撮りたい」と熱い思いを語る。 その手で、特に沖縄の素敵な風景を切り取って いってほしいな。(沖縄王・日高昭子)

就職活動中
1979年生まれ。名護市出身






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