国吉似奈(くによし・にいな)さん

 白と水色のストライプのシャツに紺のひざ丈のスカート、 ドトールコーヒーのユニホームで登場してくれた。国際通りにある ドトールコーヒー松尾店でアルバイトを始めて1ヵ月が過ぎたところだ。 名札には若葉マークがついていて、ういういしさを感じる。

 16歳の高校生である。こんなにかわいい女性が コーヒーを注いでくれるなら、世の男性陣にとっては至福のコーヒータイムを 満喫出来るに違いない。

 高校ではバスケットボール部に所属していた。 しかし、アルバイトをするために去年12月に退部した。 なぜ、アルバイトをしようと思ったのか。

 高校卒業後、看護の専門学校への進学を考えている。 その学費を今から準備しようというのだ。

 おばが看護婦をしていることや、看護婦を扱ったテレビのドラマや ドキュメンタリーを見て「人の役に立ちたい」という思いが募ったことが、 看護の学校を目指すきっかけになった。

 ドトールでのバイトは毎週3〜4日だ。「いろいろなお客さんが来るので、 勉強になります。特に笑顔で注文してくれるお客さんはいいですね。 こちらの疲れが吹き飛びます」

 いやいや、そんなかわいい笑顔で対応してくれたら、 お客さんの疲れは200%吹き飛ぶよ。(沖縄王・日高昭子)

豊見城高1年
1985年生まれ。那覇市出身


変酋長の蛇足
 国吉さんが注いでくれたコーヒーを味わい、至福の ひとときを過ごしたのが私です。確かに疲れが200%吹き飛びました。
 待ち合わせ場所に国吉さんが登場した途端、 スタッフの昭子ちゃんは叫びました。「かわいい!」
 国吉さんを“大発見”した私は胸を張りました。えっへん。 どんなもんだい。
 取材と撮影に私は同席しました。カメラを向けると、 国仲涼子ちゃんに勝るとも劣らない笑顔が飛び込んで来ます。
 取材のあと昭子ちゃんは私にこう語ったものです。「性格も顔立ちも 最高でしたね。本当にちゅらさんだった」。うんうん、自分が ほめられたかのようにうれしくなる私でした。
 さぁこれからもドトールでコーヒーを飲もうっと。(沖縄王・西野浩史)
 





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