南部の楽園・コマカ島 　知念村の知念海洋レジャーセンターから船で約15分、 周囲800ｍの小さな無人島・コマカ島は、近場である割に 海の透明度は抜群、いろいろな種類の魚をたくさん 見ることができます。 　最近は本島のほとんどのビーチで事故防止のため シュノーケルの使用が禁止されていますが、ここでは そんな心配も無用。シュノーケル最後の砦かも しれません。 　遊泳範囲は広く、のびのびと楽しめます。とはいえ 無人島なので、出発前に食料やビーチグッズを用意する 必要があります。レジャーセンターの売店を利用できますが、自分で持っていけ ば安上がりです。 　私のコマカ島アイテムは、シュノーケル＆パラソル＆ 浮き輪（メイクマンなどで購入。シュノーケルは 1500円くらい。パラソルは安売りの500円くらいのが おすすめ）、そしてお弁当＆ペットボトルに凍らせておいた麦茶、タオル、日焼 け止め。水着は家から 着てっちゃいます。潮の状況によっては島の桟橋が 海水の中にあることがあります。足元が濡れても いいようにビーチサンダルで行きましょう。 　あと、忘れちゃいけないのが魚肉ソーセージ！　 餌付け用にするわけです。コンビニで95円のを1本調達。 これがあると楽しさ倍増です！ 　船は20分おきぐらいに出ているので、 好きな時間に行けばOK。 チケット売場でコマカ島行きの切符を買い、 このとき帰りの船の時間を予約します。 私はいつも「最終の5時半」。 料金は往復2500円。ん〜、ちょっとお高い。 これがもっと安くなってくれればなぁといつも思います。 漁港の船に乗せてもらう手がありますが、これは漁師さんの都合に左右されやす いので、帰りの時間の 予約がきちんとできるかどうかという点で、 レジャーセンターのほうが何かと便利かもしれません。 さて、コマカ島を往復する船は、屋根つきと屋根なし （手こぎボートみたいなやつ）があって、 屋根つきはグラスボートの時があります。 帰りがグラスボートだった時は、 わざわざ珊瑚礁のポイントをまわってくれてちょっと トクした気分でした。ラッキーな時は、こういうことが あります。 　島に到着すると、思わず飲んでしまいたくなるほど 透明な海がお出迎えしてくれます。 ビーチはけっこう広くて、岩陰もあり、 何より人が少ないので、 いつも「いい場所」を確保することができます （午後から行くと岩陰はたいてい取られちゃってます）。 静かな島なので、のんびりお昼寝もたまらないけど、 やっぱりメインはシュノーケル！ 　 　魚肉ソーセージ片手に海へ入ると、すぐに魚たちが 集まってきます。浅い場所でもかなりたくさんいるので 最初はびっくりしました。 ビーチは船を降りて右側と左側に分かれているのですが、右側は比較的大きい 魚、左側は小さい魚がいるという感じです。どんな魚に会えるかは行ってからの お楽しみってことにしておきましょう。ちなみに、コマカ島のヌシのような顔を したデカい魚が近づいてくることがあります。 ヌシが現れると、そこらじゅうの人が「うわっ！すげー！」「でかっ！」とパニ クってて何だか笑えます。 　島にはたくさんの野鳥が棲みついていて、 常に頭の上を飛び回っています （巣に近付いたりすると襲ってくることもあるので要注意！）。カニやヤドカリ もたくさんいます。 引き潮になった岩場では小さい魚や貝を 見つけられるし、コマカ島はまさに自然の宝庫。 　岩場のくぼみにたまった海水が暑さであったまってたり すると、なんだかお風呂みたいで、 ちょっとした天然温泉気分を味わえます。 こんなお風呂に毎日つかれたら最高なんだけどなぁ。 海水は体にいいんですよね。 　皆さんも是非一度コマカ島へ遊びに行ってみてください （あんまり人が増えるのは困るけど…）。 家に帰ってから、コマカ島で出会ったカラフルな魚たちを魚図鑑で探して、名前 を覚えたりするのも楽しみのひとつです。(M) **DATA** 知念海洋レジャーセンター 住所：知念村字久手堅676 　 電話：098-948-3355 コマカ無人島送迎料（2名から随時）：大人2500円、 小学生1250円 このほか、グラスボート遊覧や体験ダイビングもある 海水浴用品のレンタル（すべて日額） シュノーケル3点セット　1000円 浮き輪及び浮マット　200〜1000円 ビーチパラソル　1000円から 釣具（エサ付）　1000円から クーラーボックス（アイス付）　500円から ビーチサンダル　200円 ロッカー、クローク　200円 シャワー　200円／1人 　売店では食料と飲み物の準備が整っています。 コマカ弁当（おむすびパック／350円）なんてのも売ってます。10人以上なら バーベキューセット（1500〜2000円／一人。要予約）がいいかも。

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