国道329号線から331号線を知念村方面へ向かい、 あざまサンサンビーチを過ぎてさらに東へ進む。 知念村民体育館の入り口を左折すると、 体育館の奥に去年完成したばかりの「知念岬公園」がある。 中城湾を眼下に見渡せる広々としたきれいな公園だ。 駐車場は体育館の横にある。
公園の入り口は狭いが、 すぐにコマカ島や久高島を望む大きな景色が目に飛び込んで来る。 「うわぁ〜！ きれいー！」。思わず叫んでしまうほど本当に 素晴らしい眺めだ。西海岸とはひと味違う海の青さは、 どこか落ち着いていてとても深い。
公園は芝生と散歩道が整備されていて開放的だ。 ピクニックにちょうどいい。晴れた日はここでお弁当を広げたり、 大の字になってゴロゴロと寝たりしててみよう。
階段の下の広場に「宇宙軸より無限記憶」というタイトルの モニュメントがある。知念村役場によると、 モニュメントの作者は知念村出身の芸術家・親川松清さんで、 作品の土台にはこの場所から自然に出てきた石が 使われているそうだ。
2000年４月、あざまサンサンビーチとともに、 新たなウエルネススポットとして「知念岬公園」が完成した。 憩いの場としてはもちろん、東海岸の岬だけあって朝日を望むにも 絶好のポイントであり、夜は星空の観測場所としても利用されている （開園時間は体育館と同じ夜10時まで）。
朝日といえば初日の出。元旦は相当混み合うのではと 役場に聞いてみたところ、公園を開放するかどうかはまだ 決まっていないそうだ。「初日の出を知念岬公園で」と いう人は、12月下旬ごろ知念村役場（電話：948-1311）に 問い合わせてみよう。（沖縄王・伊藤珠央）
